海外のインテリアデザイナーの常識
文化や言語が違うように、日本と海外でインテリアに対する考え方も違います。デザインは芸術と似ていて、自由で吸収力のある考え方が役に立ちます。
日本と外国で違いを感じている人は大勢います。今回は幾つかの意見を集めました。
目次
インテリアデザイナーの海外留学が人気
最近では、インテリアに限らず、デザインの分野でより幅広い知識を学ぼうと海外に留学する人は珍しくありません。海外では比較的デザイン系の大学や専門学校に入りやすいというのがポイントのようです。
日本では美術大学などに入る必要があり専門学校だとしてもそれなりのハードルの高さがあるため、スタート地点からして規模の大きさや文化による違いを感じる要素がたくさんあります。海外の美術系の大学や専門学校は卒業が難しいと言われています。
作品の提出や課題が山のようにあり、授業に遅刻すると参加できずに単位が取れないということもあるそうです。そういった厳しい環境で生き残る生徒たちはやはりやる気と感性を持ち合わせており、非常に刺激的な大学生活を送れたと多くの経験者が語っています。
より自己責任が求められ、自由な分できる人が評価される世界ですのでその見返りも大きいという訳です。もちろん、責任さえ果たせば自由に学んだり活動することが可能です。
表現力を学ぶ
海外ではコミュニケーション力が求められます。世界的に見ると日本人は寡黙な方であり、感情や感じていることを表現するのに苦労する人が多いようですが、外国ではきちんと表現しなければ伝わりにくい文化や言語のため、当然はっきりと物を言う人が多くなります。
これはインテリアデザインにも表れており、色遣いやそれを飾るコンセプトなどもより自己主張の強いものとなります。
日本で働くにあたっては、文化に合わせた巧みさや穏やかさが求められるのも事実ですが、表現できる人が少し抑えて作品を作るのと、表現の術を知らない人がそのまま作品を作るのとでは大きく異なってきます。
海外製の家具などが大胆なデザインを採用しているのはそれが必要な背景があるからです。
自己主張の強いデザイン
例えば、椅子やカーテンといった日常的に使ってこそ真価を発揮するものは、デザインの重要性が見失われがちです。
しかし海外では、小さなものにも空間を構成し彩るための重要なアイテムとして配慮が配られます。このような背景でデザインを学ぶときっと表現に関して新たな見方を学べるでしょう。
まとめ
海外でもインテリアデザイナーは日々発展を見せています。インターネットのおかげで日本にいても学べるのは非常にありがたいですね。
